デスクトップPCを改造、静音&省電力化してサーバー機にしてみた

how_to_reuse_desktop_pc_as_a_server_top

Linuxサーバーを構築するのに、デスクトップPCを再利用してみました。4年使ったBTOデスクトップPCを、あと5年使える静音(省電力)サーバーにするべく、パーツ交換を行いました。電源、グラボ交換後の電力使用量の変化などをメモしておきます。

更新前デスクトップ構成

CPU Intel Core i7-860
マザーボード MSI H55M-P33
グラフィックボード PALIT GTS-250 EGREEN 1G
電源 Antec EA-650
HDD(Cドライブ) WD 5000AAKS
HDD(Dドライブ) Seagate ST3500418AS
CPUクーラー リテール
ケース BTOオリジナル

変更したこと

静音化のために、CPUクーラーを以下に変更。

マザーボードを交換

省電力化&静音化のため、電源、グラボを変更

オウルテック 80PLUS GOLD取得 HASWELL対応 ATX電源ユニット 3年間交換保障 FSP AURUMシリーズ 400W AU-400

ケース交換

WDのHDDを追加してRAID0構築

マザーボードと電源はそのままでも使えるのですが、経年による故障の確立が高くなるパーツなので交換しました。電源の効率を良いものに変更することで、常時稼働のサーバーの消費電力を減らす、静音化する狙いもあります。

実際にワットチェッカーで計測してみました。

アイドル時 ベンチテスト時
交換前 107W 207W
グラフィックボード交換(GTS250→GTX750) 80W 160W
グラボ交換+電源交換 68W 147W

アイドル時でも40Wほど消費電力を削減できているので・・・

40W×24h×365d = 350400W = 350kw/y
350kW×25円 = 8,750円/y

年間8,750円の電気代削減になり、電源&グラボ代に関しては2年とちょっとで元を取れます。今回は、ネットワークレンダリング(3DCG)にも使う予定なのでグラボ有りにしましたが、サーバー用途のみであればグラボはいらないと思います。(ただし、グラボレスが可能かどうかはマザーボードによる)

静音性に関してですが、メインの水冷デスクトップ機よりも静かになりました。

トータルコスト

P7P55d PRO 9,800
MSI GTX 750 12,744
owltech AU-400 6,980
ETS-T40-TAV 4,037
ZALMAN Z3PLUS 4,277
WD 5000AAKX 余っていたもの&Seagate ST3500418ASと交換
MSI H55M-P33(売却) -8,000
Antec EA-650、PALIT GTS-250 EGREEN 1G(売却) -1,000
合計28,838
いいねとおもったらシェア!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です